発酵との出会い 5
発酵食を食べて、変化が2つあった。
ひとつめは「味覚」が元に戻ったこと。
それまで、市販ミルクティーが甘いと感じたことがなく、食事中でも飲めるくらいだった。コーヒーにはガムシロ2つは入れていた。それが今では、とてもじゃないけど甘くて飲めない。スイーツが食べたい衝動を抑えられなかったのが、今ではあんまり欲しなくなり、食べても精神的な満足感がなくなった。
ふたつめは、不妊治療に変化があった。
いまだに妊娠には至っていないが、今までなにをしても変化しなかったひとつの指標が、発酵食生活をはじめてから良い方向に変化した。漢方でも高度医療でも、針灸でも「救われなかった」と思っていたので「救われた」という感覚になった。発酵食ってすごい、食事って大切なんだと強く思うきっかけになった。
ちょうどその頃、父が大腸がんで3ヶ月闘病の末、亡くなった。大腸がんだと聞いたとき、なぜ父が?とは思わなかった。父は菓子パンを食べたりカップラーメンを食べたり、過食気味だったし、作られた食事は添加物がたくさんだったはずである。2人に1人が癌になると言われている時代、昔はそうではなかったはず。現代人は食事を見直していったほうがいいんだろうな~と本格的に考える始めた。
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