発酵との出会い 2

好きなことをしようと決めた。

振り返ったときに、20代後半~30代前半を治療に費やしただけの人生にしたくなかった。

好きなことをしよう!と決めてもなかなか分からないもので、好きの定義ってなんだろう・・・どの程度なら好きになるんだろう・・・と恋愛の方程式のような思考のループにはまってしまった。

夫が「納豆好きじゃん」と言った。確かに好き。毎日食卓には必ず出しているし、夫に懇願して納豆の見学に連れて行ってもらったこともあった。納豆食べ比べも趣味で、それを目的にスーパーを巡ることもあった。

納豆であれば飽きずに何か出来る気がする。「納豆好き」を高らかに宣言でいるくらいの客観的な評価を(とりあえず)手にすることにした。

「~が好きなんだ」と人にいうとき。「へ~そうなんだ」とただ聞いてくれる人と「私も好き!」と話を深めて来る人がいる。私自身、自分も好きなモノであれば深めて聞いてしまう。食い気味で!話を深めていくときに、負けないくらい、のものが欲しくなった。それを手に入れることを目的とした。

さて、納豆の資格・・・と言ってもピンとくるものがなかった。ネットサーフィンとして、発酵の資格に辿り着いた。納豆専門の資格ではないけれど、納豆も勉強できるし(とりあえず)これでいいか!!と通信で資格取得を開始することにした。